安国駅や景福宮駅周辺はいつも観光客で賑わっているが、そこからわずか10分歩けば、まるで別世界のように静かな通りがある。それが鍾路の西巡羅路だ。
狭い路地に小さなカフェやバーが並び、石垣の風景がとても印象的なエリアである。
その通りの入口近くにあるのが、今回紹介したい韓屋カフェ「カフェ・ササ(Cafe Sasa)」だ。
人混みが苦手な人にもおすすめしたい、静かな隠れ家カフェだ。

🏠 韓屋の美しい空間
カフェササは1階にも数席あるが、おすすめは2階の席。どこに座っても自然光がたっぷり差し込む。


静かで、音楽も小さな音量で流れるだけ。カフェで大音量で流れるBGMが苦手な私にとっては理想的な空間だ。北村のような混雑もなく、ゆったりと時間が流れるのがここだけの魅力である。


🍡 SASAシグネチャーセットで味わう韓国伝統デザート


カフェササではドリンクだけでなく、韓国伝統デザートも楽しめる。
中でも人気なのが「SASAシグネチャーセット(ササの韓定食)」だ。

シグネチャーセット:香ばしい餅に餅飴を添えて、食飴(米で作った甘い飲料)または水宗果(シナモンとナツメの伝統茶)から選択。追加で果片2切れとアメリカーノ付き ☕️
✦ 果片は冷やして食べるのが一番美味しいです ✦
この日のデザートとして出された「果片(クァピョン)」は店員さんが「冷たいうちにすぐ召し上がってください」と教えてくれた。
その理由は一口食べた瞬間にすぐに理解できた。
味は桃とラズベリーの2種類。
見た目は透明でぷるぷるしたゼリーのようだが、口に入れると全く違う食感が広がる。冷たい時はシャーベットのように爽やかで、果実の香りが口いっぱいに広がる。
しかし時間が経つと食感が「ムク(豆寒天のような韓国伝統食)」のように変わってしまうので、「出てきたらすぐに食べる」——これがポイント。
桃の柔らかな甘さとラズベリーの新鮮な酸味がバランス良く調和し、口の中が一瞬で爽やかになるデザートだった。
夏は冷たいお茶と共に、秋は陽射しの下で。季節ごとに楽しみたい韓国のデザート。価格は少し高めだが、静かな雰囲気の中でゆったり過ごす価値がある。
🍂 ソンスンラ通りで過ごす秋の午後
ソンスンラ通りは今、ソウルで最も「感性」が集まる通り。
石垣と木々の間から差し込む陽光がどこか懐かしさを呼び起こし、歩くだけで季節の移ろいを感じられる。カフェササはその通りの端に位置し、安国駅や景福宮の喧騒から離れて静かに時間を過ごしたい時にぴったりだ。
テラスから見える石垣の道と秋の空を眺めながら、甘いドリンクとデザートを楽しみたいならここへ。
📍カフェササ(Cafe Sasa)情報
住所:ソウル特別市鐘路区西順羅路147
ソウル鐘路区西順羅路147 1~2階
営業時間:火~金 12:00-21:00 土日 12:00-22:00 (月曜定休)
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